facebook

開店: 12:00 - 19:00 休日: 日曜日 
投稿/ページ数
並べ替え
ページ « 1 ... 4 5 6 7 8 »
「ベトナムは釣り天国?」その22(ビナBOO2013年6月号)

􀉹対象となる魚はバラマンディ。日本で「幻の魚」と呼ばれるア カメの近似種で、シーバス(スズキ) にもかなり近い魚だ。 使 用できるのはルアーかフライフィッシングのみで、釣った魚は必ず 生きたまま水に返す「キャッチ&リリース」専門という、タイなど 東南アジア各地で人気となっているタイプの釣り堀だ。バラマン ディは最大20 キロ以上にまで育つが、ここで釣れるのは1キロ から1キロ半までが中心で、そこに3、4キロがパラパラと混じり、 たまにドカンと6~ 10 キロが出てくる。日本のブラックバスやシー バスに比べてはるかに泳力の強い魚だから、1キロサイズでも馬 鹿にならない。強めのバス用タックルを使えば、十分にその引 き味を堪能できるだろう。
「ベトナムは釣り天国?」その21(ビナBOO2013年5月号)

せっかくベトナムに来るのだから、ダナンのジャイアントトレバリ ーや、コンダオ島のジギングやらと、この国で今一番とんがって いる釣りを経験してもらおうかと考えたのだが、田中さんの希望 は「今回は釣りが目的ではなく、ベトナムの今を感じることがで きれば、それでいい。のんびりいきましょう」ということだった。 遠征を予定からはずし、釣りはホーチミン近辺の2カ所に絞り、 あとはこちらの釣り人と交流を交わす機会をなるべく多く設けるこ とになった。
「ベトナムは釣り天国?」その20(ビナBOO2013年4月号)

釣りの師匠と呼べる人物は2人いる。1人は母方の叔父。中 学高校時代は近所に住んでいて、釣りはもとよりカメラ、バイク、 格闘技など、現在も続く趣味のほとんどはこの人物に手ほどき を受けた。四国の田舎で過ごした子供時代、勉強そっちのけで、 こうした遊びに没頭した。高校に通っていた頃など、シーズン中 は毎朝のように5時に起きて近所の池で釣りをして、それから学 校。授業中は昼寝。夕方にはまた池の縁に立っていた。ずい ぶん幸せだったと思うのだが、人の親になって思い返すと、親 はどんな思いだったのだろうか。
「ベトナムは釣り天国?」その19(ビナBOO2013年3月号)

ベトナムで初という公式のルアーフィッシングクラブが結成され、 テト前の1月20 日、ホーチミン市内のカフェで発足式が開催され た。「公式の」という断りがわざわざ付いているのは、ホーチミン 市という行政機関に登録されているためだ。これまでにもたぶん 友人たちと集まってルアーを楽しむような私的なグループはあちこ ちであったろうが、公に認められたのは初めてと言う意味。発足 式にも市役所から関連部署の担当者が駆けつけ、お祝いの言葉 を述べた。別に役所に登録されようがされまいがどうでもいいこと だと思う反面、このお堅い国でルアーがひとつの社会活動として 認められたことには、ほんの少し嬉しかったりする。  発足したルアークラブへ加入するには、国籍も性別も年齢も関 係ない。条件はひとつだけ。母体となっている釣りクラブ「HOI QUAN BAN CAU (釣り友会館)」へ参加していることだけだ。こ ちらのほうも入会金や年会費はなく、簡単な登録を行うだけで済 む。現在、「釣り友会館」のメンバーは3000 人ほどいるらしいが、 そのうちルアークラブにも登録しているのは現状で50 人ほど。し かし実際にはルアー釣りを楽しんでいるのは100人を軽く越える。  ほんの2年前にはルアー釣りをするメンバーは20 人にも満たな かったという。ほとんどは海外での生活経験があるベテランアン グラーたちだ。しかしここ数年で急速に増えたルアーファンは若者 が中心。その大きなきっかけになったのが昨年初めにベトナムで 解禁されたフェイスブックらしい。どちらかというとあまり釣れない 釣り、道具も高価で金持ちの道楽というイメージが強かったルア ーだが、いろいろな場所で様々なルアーを試した先駆的な釣り人 の成果がネット上にアップされると、好奇心の強い若い釣り人が 次々にそれに続いた。さらにその釣果を見た釣り人が後に続 き・・・、ということでベトナムのルアー人口は今も急速に増殖を 続けているようだ。  会長のレ・ドゥック・フイさん(31 歳) に話を聞いてみた。現在、 メンバー間でルアー対象魚として人気のある魚を聞くと、「釣ってみ たい憧れの魚はバラマンディだが、実際に良く釣りに行くのは「雷 魚」という答えが返って来た。バラマンディを狙うには釣り場まで の距離もあり、道具も高価なものが多いことから、なかなか敷居 が高い。一方で雷魚は水路や沼など水さえあればけっこうどこで も釣れたりする。「憧れのお嬢さまと、気だての良い近所のお姉 さん」というような関係だろうか。  今後の目標については、「メンバーがもっともっと増えて欲しいの はもちろん、釣り人1人1人のクオリティも上げていきたい」と語った。 「クオリティを上げる」というのは、ただ単に釣りの技術を上げるこ とだけではない。自分たちが遊ばせてもらっている自然の大切さ を理解し、環境を守る気持ちを持つ釣り人を育てることを意味して いる。  発足後にはさっそく、ホーチミン市近郊のドンナイ省で約40 人 が参加してキャッチ&リリースによる雷魚釣り大会を開催した。釣 った魚は小さくても持ち帰る、食べなくても死なせてしまうのが当 たり前のこの国で、「キャッチ&リリースのみ」の大会が開催され たこと自体、画期的な試みと言える。  100 年後にベトナムの釣り史を振り返ったとすれば、もしかしたら 2013 年は大きな転換点と考えられる年になるかもしれない。
「ベトナムは釣り天国?」その18(ビナBOO2013年2月号)

一人の釣り人の話がしたい。ハイフォン在住のベトナム人、タンさんだ。 電化製品の修理と携帯電話販売で生計を立てる40 歳。写真を見て分 かるように、彼は両手に障害を抱えている。生まれついてのもので、 手の長さが肘辺りまでしかなく、5本の指の代わりに先が二股のように 分かれているだけだ。家族の経歴などを調査した政府は彼を「枯れ葉 剤被害者」と認定した。
「ベトナムは釣り天国?」その17(ビナBOO2013年1月号)

(全世界の釣り人憧れの魚が簡単に釣れるはずないのは分かってい たけど、やはりGT ことジャイアントトレバリーはなかなか姿を現しては くれず、日越混成の釣り人部隊はダナン沖の海上を漂うのであった)  

旨い漁師飯と波に揺られての昼寝で元気をリセットした我らは、魚 たちも元気を盛り返す夕方のひと時に臨んだ。大型が期待できる大 岩を離れ、大きな島の周りを船で流しながら、岸の岩盤周りをルアー で順番に撃ってゆく。一カ所に錨を投下して回遊してくる魚を待ち受け るよりも、こうして自らのアシ(?) を使い、魚を探して歩くスタイルの ほうが性に合っている。
「ベトナムは釣り天国?」その16(ビナBOO2012年12月号)

(世界のルアー釣りファン憧れの「GT」ことジャイアントトレバリーを 狙って、日越混合釣り人部隊はダナンを出発した)

 一寸法師の乗るボウルのような舟でビーチを漕ぎ出し、沖合に停泊 していた母船に渡った一行。そこからは沖に向けてエンジンをフル回 転。2時間で目指す島が見えてきた。周辺は大小幾つもの島が集まり、 群島を成している。各島の周囲を囲む珊瑚礁が深海へ落ち込む縁は、 どこもGT の付き場となっているが、その中でも最も大物の実績があ るポイントに船は舳先を向けた。釣り人は、日本人2人、ベトナム人 4人の計6人。現場でもう1艘、少し小型の漁船と落ち合い、それぞ れ3人ずつに分かれて、すべて準備は整った。
「ベトナムは釣り天国?」その15(ビナBOO2012年11月号)

魚に貴賎はないし、人の好みは様々。でも、ルアー釣り対象魚とし てその楽しさに上下を付けたとしたら、GT (ジャイアントトレバリー) がひとつの頂に位置するという意見に賛同する釣り人は少なくはない はず。日本名はロウニンアジ。最大で180cm、80kg にまで達する。 名前の通りアジの化け物で、北は日本南岸から南はオーストラリア、 西はアフリカ東岸から東は太平洋までと、その生息域は幅広い。
「ベトナムは釣り天国?」その14(ビナBOO2012年10月号

9月中旬、タイへカーロックボムを釣りに行ってきた。タイ語でプラー チャドー、英語でジャイアントスネークヘッドと呼ばれる雷魚の仲間で、 東南アジアだけに住む魚類に限れば、ルアーの相手として最高峰に 位置するターゲット。最大サイズは1m を超え、20 キロにまで育つ。 サイズが大きいだけの魚なら他にもいっぱいいるが、その獰猛な性格 は他に類を見ない。自分の回りをウロウロする生物にイラつき、瞬時 に襲いかかって鋭い牙で喰いちぎる。チャドーの生息する湖ではよく 身体の下3分の1を食いちぎられた魚がピクピクしながら浮いている が、こうした憐れな魚たちは食料として襲われたのではなく、チャドー の逆鱗に触れたからなのだ。その攻撃性は人間に対しても向けられ、 子供が水辺でバチャバチャ水遊びをしていたら指を喰いちぎられた、 洗濯をしていたおばちゃんのお尻にかじりついたなど、数々の伝説を 持っている。
「ベトナムは釣り天国?」その13(ビナBOO2012年9月号)

ルアー釣りはまだまだ盛んとは言えなかったベトナムで、恐らく初め てとなるルアー専門の釣り堀がオープンした。  ホーチミン市の7区から車やバイクで30 分とかからず行けるその場 所は、広々とした敷地に池が5つほどある。メーンとなる2つの池の うち1つは主に餌釣り用で、コイを中心に様々な種類の魚が練り餌な どで釣れる。ルアー釣り専用は一番奥にある最も大きな池。釣れる 魚は雷魚が中心だが、かなり大きなサイズのバラマンディも入ってい るという。周囲にはグルリと小道が整備され、縁には柵も設けられ ているので、子供連れでも安心して楽しむことができるはず。
投稿/ページ数
並べ替え
ページ « 1 ... 4 5 6 7 8 »
Copyright © 2012 Saogiku All rights reserved. Powered by Web7Màu.
Best display by browser  Chrome 15+, Firefox 7+, IE 9, Safari 5.
Adress: 868B Tạ Quang Bửu Street, Ward 5, District  8, HCM City
Tel: 0902.632.786 / 6264 0345
 
To report a website bug, please send email to address: developers.web7mau@gmail.com
uranus0207@gmail.com
Core Version: 1.6.0.0