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禁漁前その​3

29/10/2012 04:57 午後 (閲覧数:6893.)

日本の釣り人は今更こんなこと別に読みたくないと思うけど、
このブログにはベトナムの釣り人に日本の釣りを知ってもらおうという意図があるので、
少しの間、我慢いただきたい。


アマゴ(ヤマメ)とイワナの違いについてである。
日本の渓流釣りで人気を2分し、
使う道具もほぼ共通するこの2種だが、
その性格から釣り方まで大きく異なる。


イワナは好奇心おう盛なうっかり者。


より源流部に住み、深さ5センチ、わずか500平方センチの水たまりでも釣れたりする。
名前が「岩」の「魚」とあるように岩陰に潜んでいることが多い。
餌が少ない場所に住んでいるせいか何にでも食らいついてくるのだが、
これがまた下手で、速くルアーを巻き過ぎると喰い損ねてしまう。

一方のアマゴは、もう少し下流の、流れの速い場所に生息している。
より野性的で、慎重で狡猾、顔つきも精悍だ。
「雨子」と漢字で書かれていることからも分かるように、
適度な雨の後にルアーへの反応がとても良くなる。
もっともこれはイワナでも同じであるが。

またアマゴに近い種類でのヤマメという魚がいる。
主な違いは生息域で、日本海に流入する河川に生息するのがヤマメで、
太平洋側の川に生息するのがアマゴ。
身体的な特徴にもほとんど差がなく、
わずかに朱点だけがアマゴとヤマメを見分ける違いとなっている。
キラ星のように朱点が身体中にちりばめられているのがアマゴだ。


















ルアーのかかた際の引き味で比べてみると、
イワナは爬虫類的で、ヘビにも似たヌルヌルした感じがする。
同じルアーの同じ魚が何度もノコノコと食いついてきたりするので、
時々、バカじゃないかと思ったりするが、そこがまたかわいいところだったりする。


一方のアマゴ(ヤマメ)は流れにいることが多く、泳力も強い。引きも強い。
針にかかるとぐるぐる身体を回して逃れようとするのが特徴だ。
ルアーをゆっくり引いたり止めると簡単に偽物だと見破られてしまうし、
イワナのように同じルアーに何度も出てくるということはほとんどない。


どちらが好み?釣り人によっても大きく意見の分かれるところだ。


















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